地域の小さな工務店では、万一の時の保証もできないだろう―。そんな大手からの声に反発して立ち上げた総合保証制度も、おかげさまで順調に歴史を刻み、新たな幕開けを迎えることができました。
考えてみれば、パッシブソーラーの思想に基づいてOMの家を考案された奥村昭雄先生は、「この家は地域の工務店が、地域の材料を使って建てるべきもの」という姿勢を貫いてこられました。
我々もそのことを意気に感じ、OMの家を自分たちの手で守りたいという気持ちがあったから、独自に保証制度を発想し、実現することができたのだと思います。
もし、我が身を守りたいという気持ちだけだったとしたら、ひょっとすると途中で空中分解してしまっていたかもしれません。
それほどに、我々はOMの家に自信をもっていますし、地球環境や多くの生き物との共生をはかるために、なくてはならない家づくりの思想だと思っています。
地域の人に愛され、地域に貢献できるハウスビルダーであるために。これからも、ゆっくり、大きく、遠くを見つめながら、OM総合保証株式会社の歩むべき道を探っていきたいと思います。
ここで、実際に平成19年にOM共済会の完成保証制度を利用され、家を建築されたお客様のお声をご紹介致します。
家づくりを始めた当初は、完成保証制度というものがあること自体、全く知りませんでした。依頼していた工務店が倒産してしまったということは、建築家の方からの電話で聞いたのですが、まさか自分の家がそんな状況になるなんて思ってもみなかったので、信じられないという驚きと、とてつもない不安に襲われました。
完成保証制度を利用できると知ったときは、正に「不幸中の幸い」だと思いました。おかげで、まわり道はしましたが、何とか完成までこぎつけることが出来ました。念願のマイホームが出来上がり、大変うれしかったのと同時に、心底ほっとしたのを覚えています。OM共済会の完成保証が掛かっていなかったら…と考えるだけで、今でもゾッとしてしまいますね。OM共済会の素早く親切な対応に、本当に救われました。
昨今の世の中の情勢を考えると、ますます何が起こっても不思議ではありません。
これから家を建てられる方々には、OM総合保証のような安心できる制度に加盟している工務店かどうかを確認されることを、是非おすすめしますね。